兵庫県臨床心理士会

2021年8月1日

日本精神分析的自己心理学研究会 第20回定例会「メンタライジング・アプローチの介入のエッセンス」

日本精神分析的自己心理学研究会 第20回定例会「メンタライジング・アプローチの介入のエッセンス」  当研究会では第20回定例会として、日本におけるメンタライゼーションの普及を牽引されている上地雄一郎先生に「(MBTを含む)メンタライジング・アプローチの介入のエッセンス」についてご講演いただく企画をいたしました。MBTを含む「メンタライジング・アプローチ」は、セラピーの「学派」ではなく治療の「モデル」(発達的治療の統合的モデル)です。治療モデルですから、参加者のオリエンテーション(精神分析、認知行動療法、クライエント中心療法など)に関わりなく学んでいただけます。また、その後色々な立場で児童思春期の臨床に関わられている中堅心理師たちに様々な経験をお話していただき、上地先生にコメントをいただくシンポジウムを開催いたします。お昼にはランチョンセミナーとして運営委員による学会発表講座を開催しますので、ご都合のよろしい方、関心を持たれた方はお気軽にご視聴ください。なお、本定例会は医療、福祉、教育などの臨床領域に携わる専門家の方であれば、当会の会員・非会員にかかわらず参加が可能です。どうぞ奮ってご参加ください。

日程: 2021年9月12日(日)10:00-16:20

方法:オンライン(Zoom使用)

プログラム:

9:30-10:00 ミーティング・ルーム入場時間

午前の部

10:00-12:10 講義「(MBTを含む)メンタライジング・アプローチの介入のエッセンス」

講師 上地雄一郎(岡山大学)

司会 宍戸 靖子(NPO法人九州大学 こころとそだちの相談室)

お昼の部

12:10-12:45 お昼休み

12:45-13:25 ランチョンセミナー

「まだ早い?自分なんかが?そんな若手・中堅臨床家のための学会発表講座」

講師 小林 陵(横浜市立大学附属病院)

13:25-13:30 休憩

午後の部

13:30-16:20 シンポジウム「児童思春期の臨床を始める」

シンポジスト 尾谷 健(横浜いずみ学園)

       荻野基介(垂水病院・甲南大学心理臨床カウンセリングルーム)

       井手原千恵(名古屋大学学生支援本部アビリティ支援センター)

指定討論 上地雄一郎

司会 小泉 誠(甲子園大学)

16:20-16:30 休憩

16:30-17:00 総会 (会員のみ)

講師紹介 上地雄一郎先生: 岡山大学特命教授。元は精神分析の対人関係学派で自己心理学にも傾倒し、それに加えて現在はMBTを始めとするメンタライジング・アプローチを推進しており、それに関する訳書や著書がある。

参加費 会員 無料

非会員 3000円

臨床心理士資格認定協会の研修ポイント(2P)を申請予定です。

参加資格 医師、公認心理師/臨床心理士の資格を取得されている方、または教育・医療・福祉・司法・産業の現場で、こころの臨床に携わる業務をされている守秘義務をもつ方。

問い合わせ・申し込み 参加希望者は以下の申し込みフォームから必要事項を記入して送信してください。

申込フォーム: https://board370.wixsite.com/selfpsy/events-1/dai20kaiteireikai/form

また、フォームが上手く送信できない等がございましたら、以下のメールアドレスまで お名前、連絡先、ご所属、職種、お持ちの方は臨床心理士登録番号、JAPSPの会員か非会員か、参加を希望される日程(全日、午前のみ、午後のみなど)をご記入の上、下記の事務局メールアドレスまでご連絡ください。

定例会事務局: japsp2021@gmail.com

申し込み期日 2021年8月31日(火)まで

主催 日本精神分析的自己心理学研究会