兵庫県臨床心理士会

4月15日

”深い関係性relational depth”という概念は PCTのセラピストに何を教えているのか?

研修主催団体: PCA-Kansai

”深い関係性relational depth”という概念は PCTのセラピストに何を教えているのか?

「深い関係性relational depth」はPCTにおけるクライエント-セラピストの関係性の深淵を垣間見せてくれる大事な学術書です。しかし、翻訳(創元社)を斧原さんと出してから2年が経ちましたが、PCTの業界では臨床の議論などで殆ど言及されることがありません。私自身もあれほどインパクトを受けた筈なのに、この概念を使って臨床や議論をすることが余りありません。その一番大きな理由は「深い関係性relational depth」とは何かが、今一つ掴みにくいからだろうと思います。

今回の応用編ではPCTのセラピストが、深い関係性relational depthをもっと具体的に考えられるように、また、臨床的に有用な概念として扱えるように、という願いを込めて、その探索の糸口を考えたいと思います。

関西大学教授/PCA Kansai 中田行重

対象:中堅以上の心理職の方、およびPCAを学ぶ研修会ー基礎編ーに参加された方

講師:中田行重(関西大学人間健康学部)

構成:講義+ディスカッション(※本研修会は録画収録を行います)

参加費:3,000円

会場:オンライン開催@Zoom

申し込み先:https://advancedseminar2024pcak.peatix.com/

主催:PCA-Kansai