• 兵庫県臨床心理士会

サリヴァン・フォーラム

サリヴァン・フォーラム

対人関係精神分析の基礎となる対人関係論を創始した、米国の精神科医ハリー・スタック・サリヴァン(1892-1949)の思想と臨床について語り合う広場を開催します。 はじめに、川畑が、スペイン風邪流行後の大恐慌時代の福祉に関するサリヴァンの思想を踏まえ、遠心的な心理支援のパラダイムについてお話しします。続いて、村澤は、中井久夫による仕事を参考にしつつ、生命と環境を結ぶエコロジカルなプロセスという視点からサリヴァンを読解していきます。最後に、羽下はコミュニティ心理学の立場から、指定討論を行い、その後、会場を交えてサリヴァンについて語り合いたいと思います。 サリヴァンを含む対人関係学派が、社会・文化的問題に関心を払い続けたように、このフォーラムでは私たちの社会が直面する課題について、自由に語れる場となることを目指しています。 対人援助に関わるあらゆる職種の方にご参加いただければ幸いです。

講師 【話題提供】 川畑 直人 Kawabata, Naoto 京都文教大学臨床心理学部教授 臨床心理士、公認心理師、教育学博士、WAWI精神分析家、同児童青年心理療法家

著書:『臨床心理学』(共著、培風館)

   『対人関係精神分析の心理臨床』(監修、誠信書房)など。

訳書:S.ビューチュラー『精神分析臨床を生きる』(監訳:創元社)

F.パイン『欲動、自我、対象、自己』(監訳:創元社)など。

【話題提供】 村澤 和多里 Murasawa, Watari 札幌学院大学心理学部教授 臨床心理士、公認心理師、博士(教育学) 精神科勤務を経て、ひきこもりの若者支援、児童養護施設での臨床にも携わってきた。

著書:『中井久夫との対話』(共著)

   『ポストモラトリアム時代の若者たち』(共著)など。

【指定討論】 羽下 大信 Hage, Daishin 住吉心理オフィス主宰 臨床心理士

著書:『サイコセラピストたち』(神戸市外国語大学外国語学研究所)

   『心理臨床の森で』(単著,近代文芸社)

   『〈今〉を読む 消費至上主義の帰趨』(共著,人文書院)など。

訳書:ストロジャー『ハインツ・コフート』(共訳,金剛出版)

I.D.ヤーロム『死の不安に向き合う』(監訳、岩崎学術出版社)など。


【日時】 2021年4月18日(日) 10:00-13:00

【会場】 オンライン開催(Zoom)

【定員】 60名

【対象】 さまざまな領域で心理支援に携わっている臨床心理士等の心理職員や心理相談員、学生、大学院生、および、福祉や教育などさまざまな立場で相談業務に関わっている福祉施設職員、教員、看護師、保育士など、対人援助に関わる様々な職種の方々。

【参加費】 一般3,000円 学生1,500円 

【申込方法】 以下URLのホームページの申込フォームよりお申し込みください。

https://www.kipp-u.co.jp/sullivan.html

【お問い合わせ先】 有限会社ケーアイピーピー TEL:075-623-0823

E-mail:seminar@kipp-u.co.jp

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