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双極症や気分の波を抱える方に対する認知行動療法-実践のための智慧と技術-

  • 執筆者の写真: 兵庫県臨床心理士会
    兵庫県臨床心理士会
  • 2024年1月9日
  • 読了時間: 2分

【セミナータイトル】

双極症や気分の波を抱える方に対する認知行動療法-実践のための智慧と技術-


【内容】

双極症は,うつ病相と(軽)躁病相を周期的に繰り返す特徴を有する疾患であり,症状が遷延しやすく,再発率も高いことが知られています。自殺の未遂・既遂リスクは,うつ病を上回り,病相期はもちろん,寛解期にあっても,(残遺)症状の影響によって,社会・生活機能障害も顕著です。治療については,薬物療法や心理教育がよく知られていますが,双極症や気分の波の「認知・行動病理」に応じた心理学的アプローチ,とくに認知行動療法の効果も多数報告されています。これまで以上に,支援の選択肢が広がっており,心理・社会的支援の果たす役割も拡大していると言えます。

本研修では,双極症や気分の波が生じる/維持される「認知・行動病理」を理解すること,そうした理解に基づき「認知行動療法」を

実践する手続きを修得すること,実際の声がけやツールの使いどころを学べる内容となっております。本研修を通じて、双極症や気分の波を抱える方への理解を共に深めていければと思っております。


【セミナー時間】3時間


【会場】オンライン(ライブ+録画視聴)


【日時】

ライブ:2024年2月11日(日) 13:00~16:00

アーカイブ視聴:2024年2月12日~2024年3月12日


【申込締め切り】

ライブ視聴:2024年2月10日まで

アーカイブ視聴:2024年3月11日まで


【受講料】

4,000円(税込)

※ オンラインコミュニティ「認知行動療法の学校/従来プラン(月額 2,000円 or 3,000円)/リニューアルプラン(月額1,800円)」会員の方は無料で視聴できます。


【講師】

甲田 宗良

徳島大学大学院社会産業理工学研究部・講師、公認心理師・臨床心理士。

琉球大学大学院を修了後,精神科・心療内科クリニック,琉球大学病院精神科神経科を経て現職。

この間主に,抑うつ/うつ病,双極症,混合性うつ病の認知・行動病理の解明に関わる研究,心理社会的支援(とくに認知行動療法)の実践に従事してきた。

現在は,産業心理臨床や自殺対策の現場でも研究・実践を行っている。

日本認知・行動療法学会(企画委員,研究推進委員)

日本マインドフルネス学会(編集委員)

公認心理師の会(倫理委員)

徳島県公認心理師・臨床心理士協会(事務局長)


(関連する業績)

甲田 宗良 (2022). 気分の波 横光 健吾・入江 智也・田中恒彦(編) 代替行動の臨床実践ガイド p.16-31. 北大路書房

甲田 宗良 (2019). 気分変動へのCBTp:気分変動(mood swing)に対するCBT臨床心理学(金剛出版), 19, 157-160.


【対象】

心理支援者及び大学生、大学院生


【申込み方法】

Peatixよりチケットをご購入ください。


【主催】

認知行動療法カウンセリングセンター


【お問い合わせ先】

認知行動療法カウンセリングセンター事務局


【公式ページ】


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