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日常臨床のための対象関係論WEBセミナー

  • 執筆者の写真: 兵庫県臨床心理士会
    兵庫県臨床心理士会
  • 1月14日
  • 読了時間: 2分

研修主催団体: 名古屋心理療法オフィス

研修内容:

概要

日常臨床のための対象関係論WEBセミナー第六期は、「自験例(祖父江)を再考する――神経症・パーソナリティ障害編」という主旨で、講師の祖父江自身の過去の臨床素材を提示し、再考します。さらに、再来年度の第七期は、虐待やASDなどの臨床素材を扱います。第六期、第七期と連続して、それぞれの疾患・病態・心理療法での特徴や異同を振り返りたいと思います。

 まず、今回取り上げる神経症圏の方たちは、基本的に現実適応は悪くないですが、不安症状、強迫症状、身体化などによって、症状がもたらされます。その根底には、情緒や欲動の強すぎる抑圧が潜んでいます。パーソナリティ障害の方たちは、人との関係にさまざまに困難がもたらされ、現実適応まで支障を来たします。どちらも自らの情動や欲動を洞察し、モーニング・ワークして行くことが必要となりますが、祖父江自身の今昔の技法的な考え方の違いも提示していきたいと思います。

第六期は、神経症からパーソナリティ障害、第七期は、虐待後遺症からASDまで、祖父江自身の臨床素材を通して、私たちが関わることの多いこころの病に関して、全体を俯瞰できる視点を提示し、皆様の日々の臨床の考える素地にしていただきたいと思っております。今回はその第一弾です。

 なお、講師は祖父江典人ひとりによる講義です。

【お問い合わせ】日常臨床のための対象関係論WEBセミナー事務局

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