1995(平成)年、不登校発生率の高い中学校を中心にスクールカウンセラーが配置されて以来、2002~2004年には人数・発生率ともに減少したものの、再度増加に転じ現在9年連続で増加しており、今年は過去最多となっています。今回は立命館大学の野田正人先生をお迎えして、文部科学省「不登校に関する調査研究協力者会議」座長としての立場から、どのような活動がSCに求められているのかなど貴重なお話を頂きたいと思います。
その他、午前中は不登校理解を深めるための2つの講義を設定し、また午後からは「職業としてのSC」をテーマとしたシンポジウムとして、地方の公立学校、大都市の公立学校及び私立学校のSCより話題を提供して頂きます。不登校支援はSC一人が担うというよりは、教師や保護者との協力や医療や福祉との連携が必要です。学校や地域の状況に合わせたそれぞれの工夫を持ち寄って、「スクールカウンセリングの知恵」として集積したいと思っております。
日本スクールカウンセラー協会第1回全国研修会 ご案内
【テーマ】 不登校支援の実際とSCの課題
【日時】 2023年7月2日(日)9時30分~16時00分
オンライン(Zoom)
【プログラム】
9:30~9:30 開会挨拶 第一回研修会実行委員長 徳田仁子
<午前の部>
9:40~12:00 司会・進行:石川悦子(こども教育宝仙大学)
9:40~10:55
講義1(基調講演)「不登校-これからの不登校支援とSCへの期待-」
野田正人:(立命館大学・文部科学省「不登校に関する調査研究協力者会議」座長)
11:00~12:00
講義2「不登校支援の実際」
(1)「SCによる支援のポイント」徳田仁子(京都光華女子大学・私立高SC)
(2)「特色ある学校での実践」荒井久美子(京都府SC)
12:00~13:00 昼休み
<午後の部>
13:00~13:15 講義2の質問への回答
13:15~15:30 シンポジウム「職業としてのSC-職務とその課題-」
司会・進行:植山起佐子(岡山県SC)
話題提供(1)「公立学校SC-地方から-」後藤沙苗(岩手県SC)
(2)「公立学校SC-大都市圏から-」田波勝(東京SC)
(3)「私立学校SC」高田みぎわ(私立学校SC)
指定討論:本間友巳(神戸親和大学)
15:35~16:00
<全体会>司会・進行:内田利広(龍谷大学)
「日本スクールカウンセラー協会の活動について-その概要と入会手続き-」
(メール会員の参加可)
【参加資格】
いずれも発表事例に関する守秘義務を遵守できる方
【定員】 400名
【参加費】 3000円
【参加申し込み・参加費の納入の方法】
下記URL、もしくは右のQRコードより申し込みページに進みお手続きください
受付は先着順になり、定員(400名)になり次第締め切ります。
【申し込み期間】2023年6月 29日(木) 23:45まで
Select Type URL定員:400名(先着順 定員になり次第締め切ります。)
【申し込み方法】下記URLより申し込みページに進みお手続きください。
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