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日本精神分析学会第71回大会のご案内

  • 執筆者の写真: 兵庫県臨床心理士会
    兵庫県臨床心理士会
  • 2025年8月19日
  • 読了時間: 3分

研修主催団体: 日本精神分析学会

研修内容:

【日本精神分析学会第71回大会のご案内】

今大会では、これまでになかったさまざまな新しいコンテンツを用意しています。また、現地参加が難しい方にも充実した学びをお届けできるよう、一部プログラムでライブ配信・オンデマンド配信・アーカイブ配信を予定しております。

これまで「精神分析って、興味はあるけど学会に行くほどでは…」「一度参加したけれど、なんだかよくわからない言葉が飛び交ってて、難しかった」などで、参加されたことがない方やしばらく足が遠のいている方も、この機会にぜひ新潟へお越しください。

大会公式Xでも最新情報を更新中です。→ https://x.com/Psychoanal71


【大会シンポジウム】精神分析の未来 −現代における存在意義から考える−

【場所】朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター(新潟県新潟市)

【日程】2025.11.01(土)〜11.03(月•祝)

【プログラム】

 ・研修症例、一般演題

 ・ランチョンセミナー

 ・臨床ケースセミナー

 ・教育研修セミナー

 ・講演と討論:講師 Alessandra Lemma

 ・大会シンポジウム


< 新プログラムのご紹介 >

 鈴木智美会長、岩倉拓実行委員長によるウェルカムメッセージ

 学会の歩き方:初心者や初めて参加する方に精神分析の主要な概念を説明する動画を公開します

 臨床ケースセミナー:それぞれの領域でご活躍されている先生方のミニレクチャーの後に事例検討を行います

 歴代会長インタビュー:歴代の会長が精神分析の未来について、想いを語ります


< 実行委員長 岩倉拓 大会シンポジウム概要より >

精神分析を取り巻く環境は大きく変化している。パンデミック、紛争、災害などによって社会不安は増大し、新たなテクノロジーの導入、家族、ジェンダーに関する考えを前にして、人々の間の「分断」が深刻化している。臨床においては、薬物療法の進歩、エビデンスに基づいた心理療法のパッケージ化、公認心理師法の成立などと状況は変化している。また、治療対象も、神経症、境界例は減少し、自閉症スペクトラム、トラウマによるPTSDや解離が増加している。現場、そして患者からのニーズは多様化し、私たちにはさまざまな応用や工夫が求められている。

S .フロイトが精神分析を創始し、その理論を確立したのは価値観の揺れ動く激動の時代だった。大きな変化の時代だからこそ、各地の様々な立場にある臨床家たちが現代における精神分析の意義をどのようにとらえているか議論しあう必要があるだろう。

精神分析の核となる転移・逆転移を含む関係性の重視とその取り扱い、治療者の参与観察や直観的理解、こころの多層性、心的決定論や内的対象関係の理解といったメタ心理学的理解はどんな現場においても有効だろうか?治療過程で生じる停滞や膠着というネガティブな過程に意味を見出だすことは患者に利益をもたらしているだろうか?これらの知見は純粋な精神分析の臨床にも応用的な実践にも共通する普遍的な視点と言えるのだろうか?そして、現代の医療、心理臨床の趨勢の中で見失われている精神分析ならではの発信するべき知見はなんなのだろうか?

2017年の大会では「精神分析と精神分析的精神療法の共通基盤と相違」を論じ、昨年の大会では「精神力動的アプローチの現状と可能性」を探求した。本大会では、とくに現代における精神分析的実践の存在意義を議論したい。そしてその議論を踏まえて、精神分析の知見をいかに社会に発信していくのか、どのように将来の精神分析を担う人々を育て、「精神分析の未来」を生み出していくのかを考えたい。


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最新の視聴手順や配信スケジュールは大会ウェブサイトで随時ご案内いたします。

どうぞオンラインでも本大会の多彩なプログラムをご活用ください。

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