研修主催団体: 社会福祉法人 甲賀学園
研修内容:
「鹿深の家セミナー2024」のご案内
社会的養護の業界では「支配―被支配(従属)」の関係性は虐待的関係の再演、酷い場合は被措置児童等虐待に繋がるもの、さらには「施設内性加害―被害」問題の根っこに見られる文化的テーマとしても非常に注目(問題視)されています。
しかしながら、「支配―被支配(従属)」の関係性とはどのようなこと(どの範囲のこと)を指すのかといった理解や、それに代わっていかなる関係性を子どもたちとの間に築いていけばよいのかというビジョン(目指すべきもの)について、やや漠然としているまま働き続けている人も少なくないのが現状であるように思います。
こうした実情を踏まえ、「支配―被支配(従属)」の関係性、そしてそれとは違う子どもたちの主体性を守り育んでいける関係性とはいかなるものかを再考する機会を持ちたいと考え、今回の研修の企画いたしました。
前半はこの分野での造詣が深い大阪大学大学院 人間科学研究科 教授の野坂祐子先生に基調講演をお願いしております。また、後半のシンポジウムでは社会的養護の施設(乳児院・児童養護施設・児童自立支援施設)でご活躍されている3名の先生方に話題提供者としてご登壇いただき、これまでこの問題に現場でどのように取り組んでこられたのかという実践例を交えたご報告をいただいた後、指定討論として野坂先生からコメントを頂戴いたします。
詳細は社会福祉法人 甲賀学園 ホームページ(https://kafuka-home.com/)もしくは下記をご覧くださいませ。
ご多忙とは存じますが、万障お繰り合わせの上、是非ともご参加くださいますようご案内申し上げます。
1.日 程
2024年7月27日(土)13:25~16:45(13:00受付開始)
13:25~13:30 開会の挨拶
13:30~15:00 基調講演「『支配-被支配』の関係を越えて」(講師:野坂祐子先生)
15:00~15:10 休 憩
15:10~16:40 シンポジウム「『支配-被支配』の関係を越えて~実践から学ぶ~」
(話題提供:藤原友美先生・綱島庸祐・黄地拓夫先生、指定討論:野坂祐子先生)
16:40~16:45 閉会の挨拶、アンケート記入
2.会 場
〈対 面〉ホテルボストンプラザ草津 ノースウイング3階 リンカーンボールルーム(滋賀県草津市西大路町1−27)
〈W e b〉Zoom ウェビナー(ライブ配信のみ)
3.対 象
要保護児童に関わる支援者、本研修のテーマに関心のある方
4.定 員
〈対 面〉50名(先着順)
〈W e b〉100名(先着順)
5.受 講 料
対面・Webともに2,000円(税込)
6.申込方法
タイトルを「参加申込」とし、本文に「お名前・ご所属・メールアドレス・対面参加or Web参加」を記載の上、下記アドレスまでメールをお送り下さい。参加費の振込先等を返信いたします。
なお、同じご所属から複数名ご参加される場合も、必ずお一人ずつお申し込み下さい。
入金が確認できた方から先着順に受け付け、定員になり次第締め切らせていただきます。
【申 込 先】kafukaseminar@gmail.com
【申込締切】2024年7月20日(土)
7.講 師
野坂 祐子 先生:大阪大学大学院 人間科学研究科 教授
藤原 友美 先生:小鳩乳児院 主任
綱島 庸祐:児童養護施設 鹿深の家 児童家庭支援センター準備室 室長、心理療法担当職員
黄地 拓夫 先生:児童自立支援施設 淡海学園 主任主査
8.主 催
社会福祉法人 甲賀学園
※ 本件に関するお問い合わせは下記までよろしくお願いいたします。
児童養護施設 鹿深の家
心理療法担当職員 綱島 庸祐
〒520-3402 滋賀県甲賀市甲賀町小佐治3571
TEL 0748-88-2015 FAX 0748-88-2016
E-mail kafukaseminar@gmail.com
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