top of page
  • 兵庫県臨床心理士会

2022年度第3回KIPP対人関係精神分析セミナー

研修主催団体: 一般社団法人京都精神分析心理療法研究所


【テーマ】 関係モデルによる統合的心理療法


【講師】 杉原 保史 SUGIHARA, Yasushi 京都大学学生総合支援センター


【開催日時】 2022年9月4日(日) 10:30-16:30 講義:10:30-13:00 事例検討:14:00-16:30


【会場】 オンライン(Zoom)


【内容】 心理療法への統合的アプローチは、クライエントに合わせて多様な学派の技法を活用する実践スタイルである。これまでに蓄積されてきた効果研究によれば、学派間の治療効果の違いは小さいものでしかない。それよりもセラピスト間の治療効果の違いの方がはるかに大きい。そしてその違いは、効果的な治療関係を形成するセラピストの能力と主に関わっている。にもかかわらず多くのセラピストは、成功するためには優れた学派のセラピーをマスターすることが必要だと信じて小さな違いを必死で追究している。極端な場合、クライエントの反応よりも学派のテキストを参照し、スーパーバイザーの反応を伺うようになる。学派を重視した学びは、クライエントをセラピーの受動的な受け手として見る見方を誘導してしまうことでもセラピーの効果を損なう。学派を超えた視点から、効果的な心理療法実践について考えてみたい。


【参考文献】 心理療法統合学会監修 杉原保史・福島哲夫編 心理療法統合ハンドブック 2021年 誠信書房 杉原保史 統合的アプローチによる心理援助 2009年 金剛出版


【受講料】 講義のみ:3,000円 講義+事例検討:6,000円


【定員】 講義のみ:50名 講義+事例検討:35名


申込要項(上記URL)をご確認いただき、同一ページ内の申込フォームよりお申し込みください。


【お問い合わせ】 一般社団法人京都精神分析心理療法研究所

TEL:075-623-0823 E-mail:info@kipp-u.co.jp


最新記事

すべて表示

初学者のための子どものトラウマケア研修会

研修主催団体: びわこカウンセリングオフィス 研修内容: 【研修概要】  現代の子ども臨床において、「発達障害」と「トラウマ」は欠かせない概念となっています。また児童虐待の相談件数は増加傾向にある中で、子どもや家庭への支援や介入が最優先事項となっております。...

Comments


bottom of page