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  • 兵庫県臨床心理士会

「死にたい気持ち」を受け止め、支援する-研究と実戦から学ぶ研修会-

研修主催団体: Assemble

支援職のゲートキーバーとしての対応における内容やスタイルのばらつきの要因は「不慣れさ/わからなさ/学びにくさ」にあると考え、本研修では研究と実践から死にたい気持ちについて「知る/学ぶ/触れる/経験する」ことで、より豊かな支援を実現することを目的とします。今回は、自殺について研究を進める竹林由武先生に、研究やデータからの講義で自殺の理解を深める基礎編を、日本赤十字社医療センターメンタルヘルス科で緊急支援のあたる秋山恵子先生に、実践で培った知識やコツのシェアやロールプレイを盛り込んだ実践編をそれぞれご担当いただきます。ライフスタイルに合わせて、当日参加と録画視聴のご希望の形式をお選びいただけます。基礎編と実践編に当日参加していただいた方には臨床心理士ポイントの申請を予定しております。

【講師紹介】

◯基礎編 竹林由武 氏 公認心理師・臨床心理士 福島県立医科大学医学部(生命科学・社会医学系) 健康リスクコミュニケーション学講座助教 広島大学総合科学研究科総合科学専攻博士課程修了(博士(学術)) 情報・システム研究機構統計数理研究所特任助教を経て現職 認知行動療法を軸にした医療現場での臨床活動はもとより、ウェルビーイング療法を日本に紹介するとともに、疫学や臨床研究の方法論や解析法の研究にも余念がなく、その普及教育に幅広く尽力している。 遠隔心理学の普及と質の向上の取り組み、地域の自殺ゲートキーパー講習講師や、自殺の地域統計データベース開発にも携わる。

◯実践編 日本赤十字社医療センター メンタルヘルス科 公認心理師・臨床心理士 早稲田大学卒業後、ルーテル学院大学大学院臨床心理学専攻修了。 横浜市立大学精神医学教室特任助手を経て現職。 横浜市立大学では「自殺対策のための戦略研究ACTION-J」に携わり、以降は救命救急センターでの自殺未遂者支援や日本臨床救急医学会のPEECコース運営スタッフを行い、実践と教育・普及をつなぐべく日々奮闘している。

【主なプログラム】

◯基礎編

・自殺にまつわる俗説と、否定するエビデンスについて

・自殺の統計データを読み解く(地域別の自殺率傾向、関連要因)

・自殺リスクの理解と整理

・報道による自殺促進予防効果

・自殺対策の枠組み など

◯実践編

・精神状態のアセスメントや危険因子と予防因子について

・ディスカッション「継続clの自殺未遂があったら…」

・ロールプレイ「死にたい気持ちに向かう」

・架空事例から紐解く「自殺念慮についてのコミュニケーションの継続(究極のストレスサインを共有すること)」

・事後対応や支援者自身のケア

【日時】

基礎編:2021年8月1日 15時~17時,実践編:2021年9月5日 15時~18時

【録画視聴期間】

基礎編:8/8〜9/5 実践編:9/12〜10/10

【対象】対人支援職(福祉/教育/心理等)や学生

【料金】基礎編:3000円(学生 2500円) 実践編:4500円(学生 4000円)

どっちもチケット 7000円(学生 6000円) +スライド資料配布 1つ500円

※ご友人紹介チケット500円引き(両名とも)

【申込フォーム】https://t.co/PErT6YUUQ5?amp=1

【申込締切日】2021年7月25日

【お問い合わせ】assemble.psy@gmail.com


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