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世界標準の傾聴を学ぶ

  • 執筆者の写真: 兵庫県臨床心理士会
    兵庫県臨床心理士会
  • 2021年9月18日
  • 読了時間: 1分

世界標準の傾聴を学ぶ

研修主催団体: 株式会社ポルトクオーレ


傾聴は「リスニング」の訳語で、カウンセリングや心理療法では基本的なスキルや態度を指しています。これはカール・ロジャーズが1940年ごろ世界で初めて面接を録音し、逐語記録を解析して研究した成果として広く世界に普及しています。しかし、この成果が発表されると、それは「オウム返しだ」などと批判され、ロジャーズは「馬鹿にされた」と受け止め、リスニングの具体的な方法に言及しなくなりました。代わって心構えとしての態度条件(本物であること、無条件の肯定的な眼差し、共感的理解)を語りましたが、これらも「誤解された」と嘆いていました。 1970年代にはユージン・ジェンドリンの影響を受け「共感」を「共感のプロセス」として再定義し、晩年にはリスニングについて「二重の洞察」を得たとしています。さて、この二重の洞察とはなんでしょうか? そして、これ以降、リスニングはどのように変化していったのでしょうか? 上記の内容について関西大学の池見陽先生から学びます。 10月16日(土)、23日(土)、ともに13時~15時30分です。

詳細、お申込みは以下からです。

https://medical-recruiting.jp/seminar/2021-1016-17/

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