2026年度第3回日本箱庭療法学会オンライン研修会

2026年度第3回日本箱庭療法学会オンライン研修会】
日 時:2026年12月06日(日)13時~17時
会 場:オンライン(Zoom)
研修内容:
◆12:40~
Zoom開室 ※出欠確認をするため、早めの入室をお願いいたします。
◆13:00~14:30
講演:「主体の曖昧さと夢のイメージ」
講師:高嶋 雄介(天理大学)
近年、主体の曖昧なクライエントが増加していることが指摘されている。
しかし、主体が曖昧と言っても、それが指し示す内実は広いように思われる。
たとえば、これまで対人恐怖、境界例、アパシー、解離性障害などと、時代によって注目される病や障害は変遷してきたが、そのいずれにおいても主体の曖昧さが問題にされてきた。
それらと、今日、主体が曖昧とみなされている在りようとには、どのような異同があるのだろうか。
本研修では、 こうした視点から現代の主体の在りようの特徴を捉えたい。
さらに、そのようなクライエントとの心理療法において、夢のイメージがどのような意義をもつのかをも合わせて検討したい。
◆14:30~17:00
事例検討①:山口幹子(京都大学大学院教育学研究科)
「転職をくり返してしまう自分を改善したい」ことを主訴に来談した50代男性との面接過程を報告する。
クライエントは職場の上司から理解されないことや自身の能力を発揮できる環境が整っていないことへの不満を口にするが、その語りの中には,職場やセラピストを含む相談室全体に包まれていたいあり方が窺われた。面接では夢が多く報告されている。
夢のイメージに表れた主体の在りようを中心に、クライエントが取り組む内的な課題を検討したい。
事例検討②:神代末人(京都大学学生総合支援機構)
「就職活動に疲れた」との主訴で来談した男子大学生との、卒業までの約2年間の経過を報告する。
経過では、やろうと決めたことが続かない、人に悪く思われないか、自分の不快感を信じていいのかわからない、など多様な訴えと、手ごたえに乏しい面接が続いた。
しかし夢や父親との関係について話す中で、セラピストとクライエントの所感のずれが共有され、夢や語りに変化がみられた。夢のイメージやセッションにおいて何が起こっていたのか、社会へ出ていく移行期の心理的変化との関連などを含め、検討したい。
【参加費】会員3,000円、非会員6,000円、大学院生(非会員)4,000円
◆参加申し込み締切:2026年11月25日(水)
◆参加費入金締切:2026年11月27日(金)
詳細は、学会HPをご参照ください。
ご参加をお待ちしております。
<問い合わせ先>
一般社団法人日本箱庭療法学会 研修会担当
E-mail: training_jast@sandplay.jp
