TAT ~絵解き試し~ 絵を見て物語る こころの探究法

TAT ~絵解き試し~
絵を見て物語る こころの探究法
「この絵を見て、物語を作ってみてください」
同じ絵を見ていても、そこから生まれる物語は人によってさまざまです。
登場人物は何を感じているのか。これまでに何があり、この先どうなっていくのか――。
TAT(主題統覚検査)は、絵を見て物語を語ってもらい、その人のパーソナリティや世界の捉え方を理解していく心理アセスメントの技法です。
TAT未経験者歓迎!
「名前は聞いたことがあるけれど、実際にはどう使うの?」という方にもご参加いただける内容です。
◆概要
本セミナーでは、まずTATを模した図版を見ながら、実際に物語を作る「絵解き」を体験していただきます。
同じ絵からでも、ある人は「成長や温かな関係」の物語を作り、別の人は「無気力や他者からの強い影響」の物語を作るかもしれません。また、人物の気持ちや関係性を詳しく物語る人もいれば、絵に描かれた状況の説明にとどまる人もいます。
なぜ、同じ絵を見ているのに異なる物語が生まれるのでしょうか。
その体験を入口として、TATとはどのような技法なのか、その歴史や基本的な実施方法、そしてTATからどのようなことを捉えようとするのかについてお話しします。
さらに、実際の臨床では「なぜTATを選ぶのか」という視点から、面接で語られる本人の自己理解との照合、本人の体験世界への接近、そして次の面接で尋ねるべき問いを見つけるための活用などについて扱います。TATから単独で結論を出すのではなく、得られた物語から仮説を立て、他の情報と照らし合わせながら人物理解を深めていくことを考えます。
最後に、MMPIなど性質の異なる心理検査とのテスト・バッテリーについても取り上げます。数値として得られる情報と、TATから得られる物語的・エピソード的な情報をどのように結びつけ、より立体的な人物理解につなげていくのかをご紹介します。
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