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令和7年度第2回兵庫県スクールカウンセラー研修会・研究連絡会

  • 執筆者の写真: 兵庫県臨床心理士会
    兵庫県臨床心理士会
  • 13 分前
  • 読了時間: 6分

研修主催団体: 兵庫県臨床心理士会SC専門委員会

研修内容:

兵庫県内でスクールカウンセラーとして勤務しておられる会員の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は、当会運営にご尽力賜り、誠にありがとうございます。

兵庫県下で勤務されているスクールカウンセラー(神戸市SC、市費SC、私学SC、臨床心理士資格を持たない公認心理師SCを含む)に向けた全体研修会を、兵庫県教育委員会との共催も含めて年3回行っております。第1回研修はすでに4月20日に対面とオンラインのハイブリット開催にて行うことができました。

今回第2回研修会は、年次別研修もございますので、対面で行うのですが、本年は「スクールカウンセラー制度導入30周年記念企画」として全国配信を行いたく、オンライン参加のみも受け付けております。オンラインのみの方は適用されませんが、来場で1日研修を受けていただいたら臨床心理士資格更新ポイント取得もできます。

皆様、万障繰り合わせの上、ご参加ください。



日 時:令和7年(2025年)8月24日(日)

10:00~ 受付

10:30~ 開会挨拶

10:40~ 全体講演 ※全体講演のみZoomでのオンライン配信も開催いたします。

(13:00~14:00 休憩)

14:00~ 年次別研修

16:30 終了予定

場 所:神戸市教育会館(JR・阪神「元町」駅(東口)より鯉川筋北へ徒歩10分)


<全体講演>「スクールカウンセラー制度30年の歩みと今後の展望」

講師:窪田由紀氏(日本臨床心理士会教育領域委員)・高橋 哲氏(兵庫県SC専門委員)

 スクールカウンセラー制度は、1995年9月に始まり今年の9月で30年が経過したことになります。「激増するいじめ、不登校に対応する」という目的で始まったスクールカウンセラー制度は、開始当初は、各都道府県小・中・高1校ずつの3校体制から始まりました。兵庫県では震災関連配置ということで13校が追加され16校体制で始まっています。その後30年間の歩みの中でスクールカウンセラーの数は増加し、現在では中学校については、全国的にほぼ全校配置が達成されるまでになっています。またその設置目的も、「いじめ、不登校対応」から「あらゆる問題行動対応」へと拡大され、今では学校で起こる子どもたちの心をめぐるあらゆる問題に対応することがあたり前になってきています。

 30年間の活動を経て、ようやく学校に当たり前に存在する立場にたどり着いたスクールカウンセラーですが、さらなる発展のためには、この制度がより安定した確実なものへと進化していく必要があります。私たちは今しばし立ち止まり、この30年間の歩みの中で積み重ねてきたものを再確認し、それを足場にして、今後の私たちの在り方をしっかりと展望していかなければならないでしょう。学校現場で活動する多くのスクールカウンセラー、さらに子どもたちの心をとりまくあらゆる領域で活動する多くの方々のご参加を期待します。


10:40~10:55 趣旨説明「スクールカウンセリング制度30年を迎えるにあたって」  本研修企画担当 高橋哲氏

10:55~11:55 記念講演「スクールカウンセラー制度の過去、現在、そして未来(仮題)」 窪田由紀氏

12:10~13:00 全体ディスカッション「スクールカウンセラー制度の展望」


<年次別研修> ※来場者のみ参加できます。

① 初任者グループ(SC 勤務 1 年目)

「兵庫県SCとして初めての夏~カウンセリングマインド研修、心理教育プログラム、そして重大事案への備え」

講師:阿部昇氏・内田多恵氏 

 初年度SCの皆さん、兵庫県SCのお仲間に入られたことを心から歓迎致します。研修、教育プログラムなど、兵庫県SCが担う職務は幅広いですね。1学期を振り返り、2学期の軌道を描くために、SC実践力を研く幾つかのワークを、仲間と一緒に体験いたしましょう。「兵庫県版ストレスチェック26」を用いた教育プログラム実例も紹介致します。


② 2年目~6年目グループ

「仮想事例を用いたSSTプログラムづくり体験(仮)」

講師:本田ゆか氏(淡路地域世話人)・高橋哲氏・村上誠治氏

 今年度の研修は、昨年度2月の全体研修で、授業としての教育プロクラムのあり方についてご発表いただき好評だった淡路地域の本田ゆか氏が、「仮想事例を用いたSSTプログラムづくり体験」というテーマで、より詳しくかつ具体的に、授業としての教育プログラムのあり方を説明して下さる予定です。全体研修よりは人数も少なく経験年数を同じくする分科会なので、質問なども行いやすい環境かと思います。教育プログラムに関する日頃の疑問など遠慮なくぶつけていただければと思います。


③ 7年目~12年目グループ 

「Webストレスチェックの活用に向けて」

講師:高城裕佳子氏・冨永良喜氏・中野仁氏・浅見静香氏

兵庫県で導入されたWebストレスチェック(心の健康観察)は、ストレス対処法の習得やリスクの高い児童生徒の早期発見・対応に役立つツールとして、積極的に活用していくことが望まれています。本研修会では、Webストレスチェックやアドバイスシートの活用方法として、模擬授業などを体験します。参加者の皆さんとともに、よりよい活用について考えていきたいと思っております。


④ 13年目以上グループ

「真に役立つ校内連携とは?」

講師:春原千夏氏・福島美由紀氏・大房恵氏・金城富季子氏

チーム学校と言われて久しくなります。学校内外での連携も各SCとも意識して行っておられることと思います。特に校内連携では、時間も限られている中、つい情報交換で終わってしまっていませんか?教職員にも「SCと話せて良かった」と思ってもらえ、子ども達や保護者の利益となる、ベテランならではの深みのある連携を、皆で考えていきたいと思います。


<臨床心理士資格更新ポイント申請について>

※来場終日参加の方のみ、(公財)日本臨床心理士資格認定協会 

資格更新ポイント(2群:受講者2ポイント)を申請する予定です。終日の参加、終了後のアンケートに回答することで、研修会に参加したとみなします。


<主催・参加費・参加資格・申込方法・申込締切について>

主  催: 兵庫県臨床心理士会SC専門委員会

参 加 費:

 兵庫県臨床心理士会会員  終日(来場)2,000円  全体講演のみ(オンライン)1,000円

 兵庫県臨床心理士会非会員 終日(来場)3,000円 全体講演のみ(オンライン)1,500円

※ どのような理由があっても参加費は返金いたしかねます。

※ 全体講演のみ参加希望の方はオンラインでのみ承ります。

※ オンライン参加の方はZoomを安定して利用できるよう各自ご準備ください。

参加資格:

 【来場参加】今年度兵庫県内でスクールカウンセラー及びキャンパスカウンセラーとして勤務している方

【全体講演のみのオンライン参加】臨床心理士・公認心理師資格をお持ちの方、および心理学関連領域でお仕事をされている方(大学院生を含む)など

定  員:

 来場180名(先着順。定員に達し次第、締め切ります。)

 オンライン500名(先着順。定員に達し次第、締め切ります。)

申込方法: 兵庫県臨床心理士会会員の方は会員マイページのシクミネットから、それ以外の方はイベントペイから、お申込みください。


会員の方向けシクミネットURL


会員外の方向けイベントペイURL


申込締切:令和7年(2025年) 8月17日(日)


問い合わせ先:兵庫県臨床心理士会SC専門委員会事務局(sc.hyogo.secretariat@gmail.com

※全てのお問い合わせは兵庫県臨床心理士会事務局でなくSC専門委員会事務局にお願いいたします。


以上

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