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2026年度こども・思春期精神分析セミナー「精神分析を取巻く現代社会」

  • 執筆者の写真: 兵庫県臨床心理士会
    兵庫県臨床心理士会
  • 1月5日
  • 読了時間: 3分

 こころの世界は社会と同じように変化しているため、私たち臨床家はその変化とその背景にあるものを捉え続けていく必要があります。この半世紀でも、不登校、ひきこもり、新型鬱病、虐待・DV、発達障害など新たなテーマが社会的問題として浮上してきています。昨今では、当事者性、ジェンダーやエスニシティなども重要なテーマとなっています。

 現代人のメンタリティも時代の流れに沿って刻々と変化し、精神症状にも変化が生じています。例えば、統合失調症の軽症化、ボーダーライン・パーソナリティ障害の減少をはじめ、解離や離人の多様化と複雑化、鬱状態の変質、自閉スペクトラム心性の広がりなどの変化により、私たち臨床家は多様な臨床像の理解と関わり方をめぐり再検討する必要性がでてきました。

 このように社会とこころは連動していますが、今の時代は、以前と比べ、価値観の多様化、新しい秩序の生成、境界線の喪失などの諸要素により、一様には定義し難い状況にあります。それゆえに、現代社会をどのように捉え、そこに生きる人間、とりわけ次に社会を担っていくこども・思春期の者たちのこころの世界を理解し考え続ける姿勢が求められているのではないでしょうか。

 2026年度は、社会的文化的問題と臨床実践との関連を探求している、関係論学派の富樫公一先生、ユング派の河合俊雄先生、ラカン派の立木康介先生をお招きします。本セミナーは、ポスト・クライン派精神分析の視点を中核に置きつつ、それに加え、時代の流れの中で重要となりつつある視点も盛り込み、共に学び合う場を作りたいと考えています。


◆日 程

2026年5月~2027年3月までの奇数月(全6回)

第2日曜日13時~16時45分 ※第6回のみ第1日曜日


◆形 式

前半は講義、後半は症例検討


◆会 場

TKP 市ヶ谷カンファレンスセンター、オンライン(Zoom)


◆対 象

こども・思春期を対象とした精神分析的セラピーに関心のある医師、心理臨床家、もしくは大学院生等の学生


◆定 員

会場・オンライン各50名(先着順)


◆参加費

44,000円(税込)


◆申込期限

2026年2月28日(土)

※本セミナーは、臨床心理士資格の更新に必要なポイント申請を行っています。


◆日程・講師

第1回(5月10日) 講師:木部則雄 事例提示:坂本龍太

第2回(7月12日) 講師:河合俊雄 事例提示:堀川聡司

第3回(9月13日) 講師:富樫公一 事例提示:尹成秀

第4回(11月8日) 講師:立木康介 事例提示:諏訪淳哉

第5回(1月10日) 講師:飛谷渉 事例提示:佐治祥先

第6回(3月7日) 講師:平井正三 事例提示:小林薫子


◆講師(五十音順、敬称略)

河合 俊雄 (京都こころ研究所)

木部 則雄 (白百合女子大学人間総合学部/こども・思春期メンタルクリニック)

立木 康介 (京都大学人文科学研究所)

富樫 公一 (甲南大学文学部/TRISP自己心理学研究所(NY)/栄橋心理相談室)

飛谷  渉 (大阪教育大学保健センター)

平井 正三 (御池心理療法センター/認定NPO法人子どもの心理療法支援会)


◆事例発表者(五十音順、敬称略)

小林 薫子 (星美ホーム)

坂本 龍太 (あざみ野心理オフィス)

佐治 祥先 (こども・思春期メンタルクリニック)

諏訪 淳哉 (しんよこメンタルクリニック)

堀川 聡司 (番町カウンセリングオフィス)

尹  成秀 (帝京大学文学部心理学科/南青山心理相談室)


◆申し込み方法

当研究会のHPよりお申し込みください。


◆主催・お問い合わせ先

こども・思春期精神分析研究会事務局



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