top of page
  • 兵庫県臨床心理士会

兵庫県臨床心理士会 福祉領域委員会,兵庫県公認心理師会 福祉・司法領域委員会 共催社会的養護研修会 『アドボカシーと心理支援』

兵庫県臨床心理士会 福祉領域委員会,兵庫県公認心理師会 福祉・司法領域委員会 共催

社会的養護研修会 『アドボカシーと心理支援』

社会的養護におけるアドボカシーとは,社会的養護で育つ子どもの権利擁護や代弁活動のことです。施設心理職は,個別の心理療法から,グループアプローチや施設独自の取り組みから,他職種へのコンサルテーションやケースカンファレンスの工夫から,どのような支援ができるでしょうか?

多様性・ダイバーシティが叫ばれる時代ですが,社会的養護で育った者(ケアリーバー)もまたマイノリティーのひとりです。日本でも,受け皿が増え,家庭的養育が進み,制度も充実してきましたが,やはり社会的養護で育たなければならない不自由さ・理不尽さを当事者は抱えているものですし,年齢や発達特性,置かれた環境等から声を発しにくい子どもたちもまだたくさんいることでしょう。

社会的養護で育つ子どもの権利擁護や代弁活動(アドボカシー)の重要性が指摘されていますが,子どもたちと1対1で継続的・長期的なかかわりを持つ施設心理職は,ひょっとすればいちばんその声に耳を聴けているかもしれません。そのうえで「アドボカシー」という視点について,どう考えていくべきでしょうか。

今回は,「社会的養護で育つ子どもたちのためのアドボカシー活動としての心理支援」をテーマに,さまざまな実践をされている方から話題提供をいただき,施設心理職の交流の場になればと企画しました。

[日  時] 2022年11月13日(日) 13:30-16:30 (13:15-開室)

[場  所] オンライン(Zoom)

[対  象] 兵庫県臨床心理士会会員,兵庫県公認心理師会会員,

非会員(兵庫県内で児童福祉領域に勤務する心理職に限る)  定員80名(※先着順)

[参 加 費] 兵庫県臨床心理士会・兵庫県公認心理師会会員=無料,非会員=1,000円

[申込方法] 下記URLもしくは2次元コードにアクセスし,必要事項を記入のうえ,11/6(日)までに申込・決済完了してください。

[講  師]

話題提供 : 若林 亮 氏 (児童養護施設・信愛学園 心理担当員)

       三宅 彩加 氏 (児童養護施設・善照学園 心理療法担当職員)

指定討論 : 高田 豊司 氏 (関西福祉大学社会福祉学部 准教授/兵庫県公認心理師会 福祉・司法領域委員長)

司  会 : 樋口 純一郎 氏 (兵庫県臨床心理士会 福祉領域委員)

[問合わせ] 兵庫県臨床心理士会 福祉領域委員会 hcpfukushi@gmail.com

[主  催] 兵庫県臨床心理士会 福祉領域委員会,一般社団法人 兵庫県公認心理師会 福祉・司法領域委員会

(2022.11.13)社会的養護研修
.pdf
Download PDF • 684KB

最新記事

すべて表示

(4/26修正)『自然災害における二極分化期から中・長期の心理支援へ』

★申込先URLが修正されました。 兵庫県臨床心理士会・兵庫県公認心理師会共催 災害支援合同臨時研修(ひょうごHEART臨時研修) 『自然災害における二極分化期から中・長期の心理支援へ』 本研修は、今回の能登半島地震における支援活動に際して緊急企画された災害支援専門研修です。受講すると、希望者は兵庫県臨床心理士会緊急支援チーム(通称“ひょうごHEART”(Hyogo Emergency And Re

行動療法を用いた子どもへの支援

研修主催団体: 一般社団法人KiT 研修内容: 行動療法は不適切な行動を減らしたり適切な行動を増やすことを促す心理療法であり、子どもの支援にもとても効果的とされています。本研修では行動療法の理論や考え方、ワークを通して実践的な行動療法の援助方法を学んでいただけます。 【内容】 ・行動療法の理論 ・アセスメントと目標行動の立て方 ・子供支援で知っておきたい発達障害の特徴 ・ワークを通しての具体的な対

アーカイブ視聴「母子関係とアタッチメント-ウィニコットとボウルヴィから-」

■概要 フロイトが創始した精神分析は、初期の頃にはエディプスコンプレックスが理論の軸となっており、そのため父子関係が非常に重視されていた。しかし、その後、メラニー・クラインによる児童分析の研究が進み、対象関係論が隆盛するようになった。それにともなって早期の母子関係についての理解が進むようになり、父子関係よりも母子関係に比重が置かれるようになっていった。 母子関係を重視した精神分析家としてウィニコッ

bottom of page