実践に活かす30分カウンセリング~短時間・低頻度カウンセリングの臨床的工夫~
- 兵庫県臨床心理士会
- 2 分前
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お世話になっております。MOSSアカデミー主催で以下のオンライン研修を企画しております。何卒よろしくお願いいたします。
****「実践に活かす30分カウンセリング~短時間・低頻度カウンセリングの臨床的工夫~」
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本研修では、「30分カウンセリング」に焦点を当て、限られた時間の中でどのように目標を設定し、導入・アセスメント・介入へと面接を展開していくか、具体的な方法を学びます。
「毎回の目標設定に悩んでいる」
「時間が足りないまま終わり、期間が空いてしまう」
「短時間の中でできる工夫を知りたい」
このような思いをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ぜひこの機会に、限られた時間の中でどのように専門職としてクライエントさんと向き合うことができるかを学んでみませんか?
<主なトピック>
・各療法の時間と頻度
-なぜ「週1回-50分」が基本形態になったのか
・心理療法の種類―支援の方向性の目安
・頻度・時間と介入法の関係
・セッションとインターバルの関係
・精神分析的心理療法の特性と高頻度設定
・短時間・低頻度設定の特性
・支持的心理療法とは
・短時間・低頻度設定における支持的心理療法要諦
・アセスメントの留意点(初回面接およびアセスメン ト面接)
・現状把握に向けて
・話題の構造化(アジェンダの設定:セッションでの取り扱い事項の構造化)
・ホームワーク実施時の留意点
◇開催日時
・セミナー1:2025年10月4日 (土)20:00~22:00
・セミナー2:2025年10月18日 (土)20:00~22:00
※臨床心理士資格ポイント申請予定
※アーカイブ配信あり
◇場所
オンライン(Zoom)
◇講師
上田 勝久 氏
兵庫教育大学大学院 准教授。臨床心理士、公認心理師。
精神科単科病院、児童養護施設、スクールカウンセラーを経て、2019年に兵庫教育大学着任。教育学博士(京都大学)。
専門分野は力動的心理療法、学校臨床、病院臨床。
病院やスクールカウンセリング等で30分カウンセリングを実施してきた。主な著書に『実践に学ぶ30分カウンセリング---多職種で考える短時間臨床』(共編、日本評論社)、『個人心理療法再考』(金剛出版)など。
<講師からのメッセージ>
現在、臨床現場は逼迫しています。かつては週1回50分を基本形態としていた心理面接も、ユーザーの生活状況や支援機関側の状況により、短時間・低頻度設定での支援供給を余儀なくされています。無論、こうした構造的問題自体への取り組みが必須とはいえ、その改変や修復には時間を要します。ゆえに私たちはこの現況に合わせた臨床的工夫も求められています。
本セミナーでは短時間・低頻度設定という、一見するとハンデともいえる支援構造内においても、フルレンジで私たちの技能を活かす方法を模索し、さらには短時間・低頻度設定だからこそ有効な支援デザインについて検討していくつもりです。
◇対象
・公認心理師・臨床心理士等、守秘義務のある対人援助職(受験資格保有者を含む)
・大学院生(心理・医学・教育・福祉系)
◇参加費
・参加チケット(アーカイブ視聴付き)…6,500円(MOSSアカデミー会員:無料、学生:3,000円)
◇お申し込み
▼詳細&お申し込みはこちら
※お申し込み期限:10月1日(水)23:59
◇会員サービスについて
『MOSSアカデミー』会員の方は、本研修に無料でご参加いただけます。
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◇お問い合せ
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最後までお読みいただきありがとうございました。
