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少年院・刑務所での実践から学ぶ認知行動療法-「行動」を変える支援を身につける研修会-

兵庫県臨床心理士会

 司法領域(少年院や刑務所)での実践経験豊富な中島先生に、現場で培った認知行動療法/行動分析についてご講義いただきます。理論やツールの基礎的なお話とその活用方法についてワークを交えてお話いただく予定です。

 動機づけが低い方への支援方法を学びたい方、司法領域での活動にご興味のある方などにお受けいただきたい内容です。医療や教育など多領域に活用可能な内容となっており、認知行動療法や行動分析を始めて学ぶ方にもお受けいただきたい研修会です。

【講師紹介】 中島美鈴 氏 1978年福岡生まれ,臨床心理士・公認心理師。心理学博士(2020年・九州大)。 肥前精神医療センター,東京大学大学院総合文化研究科,福岡大学などの勤務を経て,現在は九州大学人間環境学研究院に所属。専門は認知行動療法。2009年より,福岡保護観察所,福岡少年院,福岡刑務所,広島刑務所などで性加害者や薬物事犯の集団認知行動療法のプログラムのスーパーヴァイザーを務める。 2020年には福岡県の委託を受けて福岡県性暴力加害者相談窓口の性暴力防止ワークブックを,2021年には全国初の少年を対象にした大麻再乱用防止ワークブックを作成。 主な著書に「不安,悩み,怒りを小さくするレッスン-認知行動療法入門」(光文社)など全34冊がある。趣味の執筆とイラストを生かして、週に1度朝日新聞デジタルに認知行動療法コラムを連載中。

○講師からの一言 丸顔で平凡な心理士が、刑務所や保護観察所という「望まぬ形でプログラムを受けることになった人たち」「自分だってなぜかわからないけど非行をした少年たち」「覚醒剤やったことないおまえに何がわかるのかと言う人たち」にどう接したらいいか。模索しながら生み出してきた行動分析を用いた支援方法のアイデアをシェアできたらと思います。

【主なプログラム】 ・事前アンケートシェアや掘り下げ 講義&ワーク ・支援に拒否的な人との関係構築のための認知行動療法 ・よくない行動の理由を探る行動分析 ・代替行動の定着を支援する工夫 ・成人期のADHD傾向のある方への支援のコツ ・内面に向き合い言語化するのが苦手な方への支援のコツ

【対象】対人支援職(福祉/教育/心理等)や学生

【料金】当日参加/録画視聴 4000円(両方7500円)

    ※スライド資料配布 500円

    ※ご友人紹介チケット500円引き(両名とも)

【日時】2022年1月23日(日) 15時-18時

【録画視聴期間】2/6-3/6

【申込フォーム】https://forms.gle/uBmFvUySxgoegdzR9

【ホームページ】 サイト

【お問い合わせ】assemble.psy@gmail.com

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