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「心理職による社会正義アプローチとアドボカシー実践」

  • 執筆者の写真: 兵庫県臨床心理士会
    兵庫県臨床心理士会
  • 5月15日
  • 読了時間: 3分

MOSSアカデミー主催で、以下のオンライン研修を開催いたします。

何卒よろしくお願いいたします。

===「心理職による社会正義アプローチとアドボカシー実践」


▼お申し込みはこちら


◇概要

 近年、新たな心理支援の潮流として注目を集める社会正義アプローチは、困難を抱える人々の内面にのみ注力するのではなく、文化的・社会的・経済的な文脈で捉え、人々を取り巻く制度、仕組み、偏見や差別、社会全体に対しても変化を促そうとするアプローチです。さまざまな学派や領域を横断して、発展してきたアプローチであり、心理支援においてはクライエントを取り巻く組織や社会的環境を踏まえて問題を理解した上で、マイノリティに不公平な支援となっていないかなど心理支援のあり方を振り返り、アドボカシーを実践することが必要となってきます。

 本セミナーでは心理職による社会正義アプローチを知る最初の一歩として、クライエント個人のレベルから組織、そして社会に働きかける意義や実践についてお伝えします。皆さまからの質問にもお答えしながら、日々の心理臨床と社会とのつながりを考える機会にできればと思います。


◇講師

蔵岡 智子 氏

東海大学 講師。北海道大学大学院付属子ども発達臨床研究センター 研究員。

熊本県臨床心理士・公認心理士師協会 理事。

2024年に「心理支援における社会正義アプローチ」(和田香織・杉原保史・井出智博・蔵岡智子編著,誠心書房)刊行。


<講師からのメッセージ>

 カウンセリングの場面でクライエントが置かれた社会の不合理を疑問に思うことはあっても、横たわる強固な社会制度を前にしてなにもできない…と感じることやそれは心理職の仕事ではないと考え合理化してしまうことはないでしょうか。

心理職自身もその社会の中で生育し、価値観や偏見を内面化しており、不公正な制度に気づきにくいという問題もあります。

 私たちはどのような社会を目指して心理支援を行っていくのか社会正義アプローチを切り口に、身近な実践例をもとにしながら一緒に考えてみませんか。

◇プログラム(主なトピック)

・レクチャー

 -心理支援における社会正義アプローチとは

 -心理職によるアドボカシー実践

・質疑応答


◇開催概要

日時

2025年6月25日(水)20:00~21:30 

※ アーカイブ配信あり

会場

 オンライン(Zoom)

対象

・公認心理師や臨床心理士等、守秘義務のある対人援助職(受験資格保有者を含む)

・大学院生(心理・医学・教育・福祉系)


◇参加費

・参加チケット(アーカイブ視聴付き)…1,000円(MOSSアカデミー会員・学生:無料)

MOSSアカデミー会員の方は、専用の無料参加コードをご入力ください

※ 学生の方は、チケット購入の際に割引コード「student」を入力し、事前アンケートにて所属大学等をご回答ください。


◇申込み期限

 2025年6月22日 (日) 23:59まで


◇申込方法、プログラム詳細

▼下記よりお申し込みください


◇お問い合せ

▼お問い合せフォームはこちら


<会員サービスについて>

弊社では会員サービス『MOSSアカデミー』を提供しております。

月会費のお支払いで当月開催の弊社主催の研修に基本無料でご参加いただけます。本研修も無料参加の対象研修となっております。


▼会員サービスの詳細はこちら


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最後までお読みいただきありがとうございました。


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2025年度ありふれた臨床研究会オープンセミナー「ありふれた臨床再考―過去と未来」

■日時 2026年2月22日(日) 13:00~16:00 *臨床心理士資格認定ポイントは今回申請しません ■ 会場 TKPガーデンシティPREMIUM品川高輪口 ホール3G *ハイブリッド形式ですので、オンラインの参加も可能です *1か月間(2026年3月22日 日曜日 まで)見逃し配信をいたします。  当日現地/オンライン参加された方もご覧いただけます   ■ 参加費 現地参加    一般:5

 
 

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