【心理職支援団体「bridge」】「ここからはじめるWISC-V~伝わる所見の書き方・支援へのつなげ方~」
- 兵庫県臨床心理士会

- 10月27日
- 読了時間: 4分
更新日:10月29日
【セミナーの案内動画】
【概要】
近年ますます発達障害(ASD、ADHD)や学習障害(LD)の子どもは増加傾向にあります。また、発達障害ではなくてもグレーゾーンの子どもも増加傾向にあるとされています。WISC-Vはそのような子どもたちの診断の手助けとなる心理検査であり、心理職にWISC-Vの実施を依頼されるケースも多くあります。WISC-Vを実施し解釈をして適切な支援につなげられること、あるいは他機関で実施されたWISC-Vの内容を読み取り適切な支援につなげられることは心理職にとって重要なスキルとなっています。そのような背景を踏まえ本セミナーではスクールカウンセラーの先生と大学教授の先生をお招きしてWISC-Vの基礎的な解釈から所見の書き方・支援へのつなぎ方までを取り扱います。1日目は基本用語と基本的な解釈方法の解説に加え、初心者が陥りやすい間違いについて確認します。2日目は主要分析について簡単に1日目の復習をしながら、補助分析、プロセス分析などを学習します。同時に架空事例について読み解きながら所見作成のポイントについて解説します。WISC-ⅣとWISC-Vの違いやWISC-Vでの所見の書き方・支援へのつなぎ方に悩んでいる方に必見のセミナー内容となっております。本セミナーでは実施法については扱いませんので、お間違えのないようにお願いいたします。
【セミナーで学べること(習得できること)】
・WISC-Vの基礎的な解釈
・WISC-Vの主要分析、補助分析、プロセス分析、下位検査間の得点差、標準出現率などを検討する力
・支援計画の立て方、結果の伝え方
【プログラム】
<1日目>
基本用語の理解
検査結果の分析・解釈
解釈で陥りやすい間違いの確認
まとめ
<2日目>
復習:FSIQ、主要指標得点
補助指標得点
プロセス分析
所見作成のポイント
※プログラムの内容は変更になる場合があります。
【講師】
市川 諭先生
臨床心理士・公認心理師。カウンセラー歴は20年以上。
3年間公立教育相談センターの相談員に従事した後、2006年より東京都を中心に関東圏内の小中高等学校のスクールカウンセラー、2014年より日本医歯薬専門学校子ども心理学科にて非常勤講師を務める。さらには2024年より大学での学生相談にも従事し、就学前から大学生までの不登校・神経発達症の子どもに対し、専門知識と経験を活かしながら関わっている。
小栗 貴弘先生
跡見学園女子大学心理学部臨床心理学科/同大学院人文科学研究科臨床心理学専攻 教授。臨床心理士・公認心理師。
公立教育センターの教育相談員やスクールカウンセラーを経て、2012年目白大学、2014年作新学院大学女子短期大学部、2019年跡見学園女子大学、2024年より現職。現在もいくつかの学校でスクールカウンセラーとして勤務しWISC-Vを実施しているほか、所属大学院にて院生が実施したWISC-Vのスーパーバイズを担当している。
【受講対象者】
日本文化科学社の定める心理検査使用者レベルCに該当する方
レベルCに該当しないが、レベルC資格の受験資格保有者や大学院生などに該当する方(例:臨床心理士を養成する大学院を修了したが、臨床心理士資格を持っていない方等)
上記を満たさない学部生、心理学部を卒業したのみの方、公認心理師の養成課程である専門学校生、大学以外の教員の参加はできません
※レベルC資格:公認心理師、臨床心理士、学校心理士、臨床発達心理士、特別支援教育士、医師、言語聴覚士、作業療法士、国家/地方公務員心理職など
受講対象者ではない方のお申込みはお断りさせていただきますので、お間違えのないようにお願いいたします。
【ご用意いただきたい物】
WISC-Vの記録用紙をお持ちの方はご用意いただくと内容をより理解しやすくなります(必須ではありません)。
【日時】
1日目:2025年12月6日(土)9:30~12:00
2日目:2025年12月13日(土)9:30~12:00
アーカイブ配信:2025年12月21日(日)23:59まで
【場所】
オンライン(Zoom)
【参加費】
8,000円(税込)
【お申込み期限】
2025年12月20日(土)23:59まで
【臨床心理士資格更新ポイント】
参加者のうち臨床心理士の方が3割以上の場合、臨床心理士資格更新のためのポイントを第2条(4)の項目(2ポイント)で申請いたします。
※アーカイブ配信でもポイント取得可能です。
※「参加証」はアーカイブ配信終了後に参加者全員に「bridge」のメールアドレスからメールにて配布いたします。
【詳細】


