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摂食障害のメンタリティ~”ホワイトアウト”の世界~

  • 執筆者の写真: 兵庫県臨床心理士会
    兵庫県臨床心理士会
  • 6月3日
  • 読了時間: 2分

研修主催団体: 現代思春期青年期セミナー

研修内容:

 「現代の思春期青年期のこころを理解するシリーズ」第一弾としてオンラインセミナーを開催いたします。

 今回のテーマは「摂食障害のメンタリティ」です。

 身体治療や認知的治療が主となりがちな摂食障害は、その背後の心の世界については、昨今、取り上げられることが少なくなっています。今回のセミナーでは、摂食障害の心の世界に焦点を当て、精神科医であり、精神分析的精神療法家の飛谷渉先生に精神分析的視点から講義していただきます。

 特に、摂食障害の「ホワイトアウト」と呼ばれる凍り付いた心の世界のあり様、そして、その吹雪の向こう側にある彼らの「生きている心」に触れるために、私たち援助者に何ができるのかについて学んでいきます。後半は実際の事例をもとに検討していきますので、より学びが深められると思います。 

初級者の方や、精神分析にあまりなじみがない、難しいと思っておられる方でも大変わかりやすい内容となっておりますので、どうぞお気軽にご参加ください。

思春期青年期の心性に関心がある方にとっても興味深い内容だと思います。

みなさまのご参加お待ちしております。


【当日スケジュール】

10時~12時半 講義

昼休憩

13時半~16時 事例検討 *発表者は当日お知らせします。


【講師】

飛谷渉(大阪大学保健センター)

1991年 大阪市立大学医学部卒業

1996年 同大学院博士課程修了,医学博士。

大阪市立大学神経精神医学教室助手を経て,2004-2008年ロンドン・タヴィストック・センター思春期青年期部門留学,思春期青年期臨床課程修了。

現職,大阪教育大学保健センター教授。日本精神分析学会認定精神療法医スーパーバイザー。日本精神分析的精神医学会認定指導医

著訳書:『新釈メラニー・クライン』(翻訳,岩崎学術出版社),『精神分析たとえ話―タヴィストック・メモワール』(単著,誠信書房)『エディプス・マターズ――現代クライン派臨床理論から考える心のインフラ』(思想1168:95-117,岩波書店)『アノレクシアの心』(解題,金剛出版)ほか。

【日時】

7月27日(日)10時~16時

【会場】

ZOOM配信

【定員】

100名

【参加費】

5000円 *キャンセル等での返金はできません。

【参加資格】

心理職、医師、その他の守秘義務を有する専門家

【申込】下記URLよりお申し込みください。

【申込〆切】

7月13日まで

*臨床心理士資格ポイント申請予定

*参加申込をもって、本セミナー「オンライン研修の注意事項」(チラシ参照)に同意されたものといたします。


運営事務局 【Wisteria】桃谷子ども臨床心理センター

問い合わせ先:現代思春期青年期セミナー(gendai.adolescence@gmail.com



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