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教養としての「統合失調症」~全ての心理職が知っておくべき基礎知識と支援の実際~

  • 執筆者の写真: 兵庫県臨床心理士会
    兵庫県臨床心理士会
  • 9月30日
  • 読了時間: 3分

『教養としての「統合失調症」~全ての心理職が知っておくべき基礎知識と支援の実際~』

▼お申込み&詳細はこちら


 心理職として、統合失調症を正しく見分けることは、どの領域で働いていようと必要なことです。もちろん、統合失調症の方への具体的な心理的支援方法を学ぶことも重要ですが、その前提として、「統合失調症とは何か」を正しく理解しておくことが、あらゆる心理支援において不可欠なことと言えます。

 本研修では、精神科医であり、臨床心理士・公認心理師の講師をお招きし、統合失調症の見立て方、とくに認知機能の変化の現れ方を含む基本的な知識について学びます。そのうえで、心理職としてどのように支援に関わることができるのか、支援における留意点や医療現場での治療法やその目的等についてもお伝えします。 実は、統合失調症は、その症状の特性から「見えにくさ」や「わかりにくさ」を伴いやすい疾患でもあります。「そもそも統合失調症は実在するのか?」という問いすら、成り立つものです。本研修では、その「わからなさ」をどう受け止め、どう向き合うかという、心理職にとって重要な姿勢にも焦点をあてていきます。


◇開催日時

・セミナー1:2025年11月15日 (土)20:00~22:00

・セミナー2:2025年11月29日 (土)20:00~22:00※臨床心理士資格ポイント申請予定

※アーカイブ配信あり


◇場所

オンライン(Zoom)


◇講師

山科 満 氏中央大学文学部教授。

日本精神神経学会専門医・指導医、日本児童青年精神医学会認定医、日本精神分析学会認定精神療法医スーパーバイザー、臨床心理士・公認心理師。

<講師からのメッセージ>

 多くの心理職の方にとって、統合失調症は「遠い」存在ではないでしょうか。しかし、精神科医としては、「カウンセリングを受けている」方が統合失調症を悪化させて入院に至るケースや、大学生や会社員で、不適応の背後にあるものが発達障害か統合失調症か悩ましいというケースに出合うことが少なくありません。多くの心理職が思っているよりも、統合失調症はずっと身近なものだと思います。統合失調症を学ぶことを通して、精神医学全般に対する知識は確実に増えます。このセミナーが受講者の日常臨床に深みをもたらすきっかけになることを目指して、準備させていただきます。


◇主なトピック(予定)

・統合失調症の基本的理解

 -統合失調症の歴史

    -症状、診断、経過

    -周辺疾患、特に発達障害との鑑別

・心理職としての役割

 -「分からなさ」にどう向き合うか

 -心理的支援における留意点

・医療現場での治療

 -外来、入院治療、リハビリにおける対象や目的

 -薬物療法

・地域で暮らしていくための環境調整、就労について


◇対象

・公認心理師・臨床心理士等、守秘義務のある対人援助職(受験資格保有者を含む)

・大学院生(心理・医学・教育・福祉系)


◇参加費

・参加チケット(アーカイブ視聴付き)…6,500円(MOSSアカデミー会員:無料、学生:3,000円)


◇お申し込み

▼詳細&お申し込みはこちら


※お申し込み期限:2025年11月12日(水)23:59


◇会員サービスについて

『MOSSアカデミー』会員の方は、本研修に無料でご参加いただけます。

▼会員サービスの詳細はこちら


◇お問い合せ


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最後までお読みいただきありがとうございました。


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