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『心理療法や心理アセスメントにおける記憶の再統合』

  • 執筆者の写真: 兵庫県臨床心理士会
    兵庫県臨床心理士会
  • 7月26日
  • 読了時間: 2分

研修主催団体: 治療的アセスメント・アジア・パシフィックセンター

研修内容:

ACTA(治療的アセスメントアジアパシフィックセンター)研修会のお知らせ


 『心理療法や心理アセスメントにおける記憶の再統合』

Memory Reconsolidation in Psychotherapy and Psychological Assessment

講師:スティーブン・E・フィン博士、キャロル・ミデルバーグ博士 ※日英逐次通訳付


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「記憶の再統合」と神経生物学的な関連についての最新研究をレビューし、

治療的アセスメントを含む日常の臨床への活用を実践的に学ぶワークショップです

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 最近の神経生物学的研究は、クライアントに長期的な変化をもたらす心理療法の技法に関する理解を深めてくれています。本ワークショップでは、こうした新たな知見が、コヒーレンス理論(B. Ecker & L. Hulley)、EMDR(Shapiro)、センサリーモーター・サイコセラピー(Ogden)、ソマティック・エクスペリエンシング(Levine)、治療的アセスメント(Finn)といった「記憶の再統合」に焦点を当てた心理療法の理論や技法にどのように統合されているのかを、ACTAのトレーニングディレクターであるS・E・フィン博士が解説します。

 最初に記憶の再統合とその神経生物学的関連性についての最新研究をレビューし、クライアントの症状に関連した感情的な学習を特定します。 その上で、クライアントが核となる信念を変えることを助けるために必要な一般的な手立てについて解説します。臨床家は「記憶の再統合」のプロセスを通して、クライアントが過去のつらい記憶を修正・変容し、時に短期間で核となるナラティブを変えることを援助することが可能になります。

 参加される皆さんが、心理療法や心理アセスメントにおけるご自身の臨床において、これらの手立てを柔軟に取り入れられるようになることを目指します。また、ビデオによる解説、小グループでのワーク、ロールプレイなどを通して、「記憶の再統合」の技法を体験的に学んでいただけるプログラムとなっています。ぜひ奮ってご参加下さい。


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日 時:2025年10月11日(土)~13日(月・祝)9:30~17:00 ※初日のみ10:00~開始


申込締切:早割 2025年9月27日(土)、通常 2025年10月4日(土)


対 象 者:カウンセリング・心理療法に携わる専門家

 ※臨床⼼理⼠資格更新ポイントを申請予定です(証明書発⾏には全⽇程参加が必須)


会 場:アーバンネット神田カンファレンス(東京都千代田区内神田) ※対面のみ


費 用:① 一 般 【早割】56,000円、【通常】61,000円

 ②TAIメンバー(*) 55,000円


申込方法:http://acta2025fallws.peatix.com Peatixページよりお申込み下さい

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