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ソマティック・ゲシュタルト大阪「進化する身体ー赤ちゃんから学ぶ心と体の再統合」

  • 執筆者の写真: 兵庫県臨床心理士会
    兵庫県臨床心理士会
  • 2 時間前
  • 読了時間: 6分

研修主催団体:ゲシュタルト・グループセラピー研究会

研修内容:

ソマティック・ゲシュタルト大阪ー進化する身体

言葉にできない不安や緊張を、身体の「動き」から解き放つ


意思と愛情は動きから生まれる ― 赤ちゃんから学ぶ、心と体の再統合


ソマティック・ゲシュタルトは、ゲシュタルト療法とフェルデンクライス・メソッドを高度に融合させた、身体心理学的なアプローチです。


私たちの心身に刻まれたトラウマや慢性的な不調は、自律神経系が「防衛モード(戦うか逃げるか、あるいは凍りつき)」に固定され、脳が過興奮状態に陥ることで引き起こされます。本ワークショップでは、ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)を実践的に応用し、微細な「動き」を通じて、神経系を「防衛」から「社会的交流(安全・安心)」のモードへと整えていきます。


フェルデンクライス・メソッドは、赤ちゃんの成長プロセスや神経構造に基づいた「身体の動き」を通じ、環境との新たな関係性を再学習する手法です。ソマティック・ゲシュタルトでは、あえて心の問題に直接触れるのではなく、身体の緊張を紐解き、脳の興奮を休めることで、心理的な変容を自然に促します。


本ワークショップでは、百武正嗣氏からゲシュタルト療法の身体アプローチを、小野寺由美子氏から骨格・筋肉の構造や動き、触れることなどを学びます。


大阪・吹田の静謐なお寺という「安全な器(コンテナ)」を舞台に、自分自身のからだへの気づきを深めたい方はもちろん、「触れること」や「動くこと」を通じた対人援助の可能性を広げたい専門職の方にも最適です。


【プログラムについて】 参加メンバーの背景(初参加、再受講、臨床心理士、医療職、対人援助職、ボディワーカーなど)を考慮し、一人ひとりのプロセスを大切に構成します。初めての方も、再受講の方も、安心してこの「再統合の旅」へお申し込みください。



講師 百武正嗣氏よりメッセージ

心理療法は身体的であるとパールズは述べている。


心理学の間違いは身体と心理を切り離したことであるとも言ってい る。


トラウマ療法はこのゲシュタルトの視点を取りいれた。


クライアントの話や物語を傾聴するのではなく、 身体の緊張をほくず、 つまり筋肉や呼吸にアプローチするのが基本である。


フェルデンクライスの微細な動きは身体感覚の質を学ぶことでもあり、赤ちゃんが発育プロセスは心の発育のプロセスでもある。


ゲシュタルト療法の原点はフェルデンクライスのアプローチと重なり合う。


カウンセラーやセラピストがクライアントの身体にアプローチでき る手順は、心理療法の基礎づくりにもなるだろう。


●ワークショップに参加することで得られる3つのこと

(1)「思考のループ」から抜け出し、身体の知恵を取り戻す

頭(思考)だけで問題を解決しようとして行き詰まっていませんか? 自分の身体が発する微細なサインに耳を傾けることで、思考の空回りを止め、心身のバランスを「内側から」整える具体的な方法を学びます。


(2)脳の興奮を鎮め、神経系からリラックスを再学習する

感情の不安定さや慢性的な体調不良の背後には、脳の過興奮(オンの状態)が続いていることが少なくありません。フェルデンクライスの微細な動きを通じて脳の環境を整え、神経系を「休息モード」へ切り替えるアプローチを体験し、根本的な安心感を養います。


(3)「触れる・動く」を支援のツールに

臨床の選択肢を広げる 言葉だけのカウンセリングに限界を感じている支援者の方へ。「呼吸」「微細な動き」、そして「安心を伝える触れ方」を学ぶことで、クライアントのトラウマや緊張に対するアプローチの幅が飛躍的に広がります。非言語的な関わりが、深い癒しへの新しい扉を開きます。






●プログラム

(1)発達プロセスへの回帰:赤ちゃんの動き(首・口唇・背骨、寝返り、立位) → 系統発生・個体発生的な発達の基本動作を再体験します。ポリヴェーガル理論における「安全な愛着」の土台となる動きを追体験することで、身体構造の核となる自律神経系の調整機能を再構築し、深い自己信頼(Grounding)のヒントを探ります。


(2)コンタクトの臨床:触れ方のレッスン(境界線と安心感の構築) → 医療現場でも不可欠な「触れる(タッチ)」という行為を、神経系の対話として捉え直します。他者に触れ、触れられる体験を通じて、心理的・身体的な境界線(バウンダリー)を明確にし、クライアントに圧倒的な安心感を提供する「腹側迷走神経系」の共鳴を学びます。


(3)生命の調整:呼吸の動きと神経系のダイナミクス → 意識と無意識の境界にある「呼吸」を、自律神経のコントロールタワーとして活用します。普段意識しない呼吸の微細な変化に注目し、過覚醒(交感神経)や凍りつき(背側迷走神経)の状態から、いかに穏やかな覚醒状態へと心身を導くかを体験的に習得します。


(4)心身の統合:ゲシュタルト療法による身体的エンプティチェアと気づき → 従来の言語的アプローチを超え、身体感覚をガイドにしたワークを行います。身体の緊張や微細な動きに「語らせる」ことで、思考(認知)の防衛をすり抜け、内面に抑圧された感情や未完了のプロセスを統合へと導く臨床技法を学びます。



●講師情報

百武正嗣




日本ゲシュタルト療法学会の創設に尽力し、元理事長を務める。フェルデンクライス国際ライセンスも取得し、両者を融合させた「気づきのセミナー」を20年以上にわたり全国で開催。著書に『気づきのセラピー』『家族連鎖のセラピー』『エンプティチェア・テクニック入門: 空椅子の技法』など。    


百武正嗣公式ページはこちら


   


小野寺由美子




東京女子体育大学准教授

フェルデンクライス国際資格

博士(スポーツ健康科学)


東京女子体育大学体育学部の准教授であり、博士(スポーツ健康科学)の学位を持つ。身体運動と健康科学の専門家として、健康運動指導やウェルネス開発に携わってきた。運動処方や身体活動に関する論文を多数執筆し、学会賞も受賞するなど、研究者としても高い評価を得ている。本ワークショップでは、身体の動きが心に及ぼす影響を、科学的かつ実践的に解き明かす。


●日時


全3日間 10:00〜17:00(予定)

2026年6月26日(金)、27日(土)、28日(日)


●会場


大阪府吹田市常光円満寺(〒564-0031 大阪府吹田市元町28−13)


●対象


心理職(公認心理師、臨床心理士、カウンセラーやコーチ)、医師、看護師、作業療法士(OT)、精神保健福祉士(PSW)、ボディワーカー、その他対人援助職


●参加チケット(定員25名)


※会場は吹田の由緒あるお寺「常光円満寺」です。静謐な空間で深く自分と向き合います。


【3日間通しチケット】(おすすめ・最も深い変化と学びのために)


【Early Bird】早割:65,000円(5/26まで:15,000円お得!)

【通常価格】80,000円(5/27以降)


【部分参加チケット】


【Early Bird】2日間:48,000円(5/26までの早割価格 / 通常60,000円)

1日間:30,000円


●主催:

ゲシュタルト・グループセラピー研究会(ggt-lab.blogspot.com

 連絡先:info@ggt-jp.com

 ソマティック・ゲシュタルト2026全国行脚特設サイト


●その他

・本講座は配信等は行いません。

・主催者側記録のため録画を行います。

・本会開催は治療を目的に行いません。

・ご参加にあたり、事前に同意書(Googleフォーム形式)をお送りいたしますので、内容をご確認のうえ、所定のフォームにてご同意くださいますようお願いいたします。


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